新型コロナウイルス感染症による高齢者医療・介護への影響調査について
2025年11月7日
日本老年医学会では、2018年に策定した第一次5か年計画において、5本柱の一つとして掲げた「老年医学・高齢者医療の普及・啓発」を実現するため、高齢者包括的医療を推進してきました。2024年に策定された第二次5か年計画においても、同方針は引き続き重要な柱として位置づけられており、本会では現在も、高齢者包括的医療の推進に継続して取り組んでいます。しかし、高齢者には、2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大により、重症化率、死亡率の高さ、感染予防に伴う日常生活制限による機能低下など多様なリスクのため、心身の状態に様々な影響が生じていたことが報告されています。なかでも、認知症を持つ高齢者の人は大きな影響を受けたと言われています。
このような状況を受け、日本老年医学会では、新型コロナウイルス感染症流行が高齢者医療提供体制や認知症を持つ高齢者の人に及ぼした影響を明らかにするため、広島⼤学⼤学院医系科学研究科共⽣社会医学講座と共同で以下の一連の調査を実施してきました。
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①新型コロナウイルス感染症による高齢者医療・介護への影響調査(報告書)
2022年10月24日~12月9日に、本会メーリングリストに登録している本会員を対象にWEBサイトを用いた無記名自記式調査を実施し、414名からの回答結果をもとに新型コロナウイルス感染症流行下における高齢者医療提供の実態について調査しました。 -
②第4回新型コロナウイルス感染症による医療・介護施設入所中の認知症者に対する影響に関する調査(結果報告書)
2024年9月1日~9月30日に本調査に協力頂いた団体会員である高齢者医療・介護施設を対象に、WEBサイトを用いた無記名自記式調査を実施し、764施設からの回答結果をもとに新型コロナウイルス感染症が感染症法上5類に変更された後、様々な医療・介護施設に入院/入所/入居されている認知症の人の実態やニーズ、さらに実施されている取り組みについて調査しました。
ご協力頂いた関係団体は以下の通りとなっています。本調査にご協力頂いた関係団体、御回答頂いた医療・介護施設の皆様方に心より御礼申し上げます。
一般社団法人 日本慢性期医療協会
公益社団法人 全国老人保健施設協会
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会
公益社団法人 日本認知症グループホーム協会
一般社団法人 全国介護付きホーム協会
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③第4回新型コロナウイルス感染症による居宅サービス受給認知症者に対する影響に関する調査(結果報告書)
2024年9月1日~9月30日に本調査に協力頂いた団体会員である介護支援専門員(ケアマネジャー)を対象に、WEBサイトを用いた無記名自記式調査を実施し、362名からの回答結果をもとに新型コロナウイルス感染症が感染症法上5類に変更された後、在宅で居宅サービスを受けている認知症の⽅の実態やニーズ、さらに実施されている取り組みについて調査しました。
ご協力頂いた関係団体は以下の通りとなっています。本調査にご協力頂いた関係団体、御回答頂いた介護支援専門員の皆様方に心より御礼申し上げます。
一般社団法人 日本介護支援専門員協会
※なお、上記②と③の調査について、これまでに実施した第1回から第3回の調査結果報告書につきましても、引き続き以下の通り公開いたします。
【第1回調査】(2020年実施)
- 「新型コロナウイルス感染症による医療・介護施設入所中の認知症者に対する影響に関する緊急調査」結果報告書
- 「新型コロナウイルス感染症による居宅サービス受給認知症者に対する影響に関する緊急調査」結果報告書
【第2回調査】(2021年実施)
- 第2回「新型コロナウイルス感染症による医療・介護施設入所中の認知症者に対する影響に関する緊急調査」結果報告書
- 第2回「新型コロナウイルス感染症による居宅サービス受給認知症者に対する影響に関する緊急調査」結果報告書
【第3回調査】(2023年実施)
- 第3回「新型コロナウイルス感染症による医療・介護施設入所中の認知症者に対する影響に関する調査」結果報告書
- 第3回「新型コロナウイルス感染症による居宅サービス受給認知症者に対する影響に関する調査」結果報告書
調査に関する問い合わせ先:
広島大学大学院医系科学研究科共生社会医学講座
客員研究員 石井伸弥 E-mail:sishii76@hiroshima-u.ac.jp


