老年内科の届け出に対する感謝状について
2020年10月
会員各位
平素より日本老年医学会の学会活動をご支援いただき厚く御礼申し上げます。
超高齢社会を迎えた我が国において、老年医学の専門的知識を持った医師の重要性は増すばかりです。当学会所属の医師はまさにその使命を担う立場にありますが、現場各所では老年内科、老年病科、高齢診療科など様々な名称の標榜科、その他多くの会員は内科や他の診療科名で老年医学の診療に従事されていることが学会の調査でわかっております。しかしながら、実際には厚生局への届出診療科として現在認められているのは「老年内科」のみであることは十分周知されておりません。当学会医師が実践する高齢者医療の重要性を広く国民に理解していただくためには、「老年内科」を届出、標榜する医療機関の数を増やし、厚生局及び当学会が実数を正しく把握することが重要と考えます。
そこで、「老年内科」で届出をされた(ないし、すでにされている)施設の貢献は大きいと考え、ここに老年医学会として感謝状をお贈りすることと致しました。なお、今回の感謝状は会員個人(施設内複数可)に対してお贈りするものです。
該当される会員の先生におかれましては、是非、お知らせくださいますようお願い申し上げます。ささやかではございますが、額装した感謝状をお贈りいたします。
また、周囲に該当する会員の先生がいらっしゃいましたら、お知らせいただければ幸いです。届出がまだの方は、この機会に是非とも届出、そして標榜していただくことをご検討いただきますようお願い申し上げます。
今後とも老年医学の普及の為に、是非ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
日本老年医学会
理事長 秋下 雅弘