症例から学ぶ老年医学
84歳女性
主訴:記憶障害
現病歴:約1年前からゆっくりと記憶障害が進行しており、数ヵ月前より幻覚、幻聴がみられた。認知症の精査を希望して当院を受診。血液検査にてCEAの上昇が発見され、悪性腫瘍の精査目的にて入院した。以前より便秘を訴えるが、特に腹痛、腹部膨満感などの腹部症状は訴えない。体重は一年で2 kg減少している。長谷川式簡易知能スケール 17/30点。
既往歴:55歳ごろ〜高血圧、糖尿病。83歳で白内障手術、鎖骨骨折。
84歳女性
主訴:記憶障害
現病歴:約1年前からゆっくりと記憶障害が進行しており、数ヵ月前より幻覚、幻聴がみられた。認知症の精査を希望して当院を受診。血液検査にてCEAの上昇が発見され、悪性腫瘍の精査目的にて入院した。以前より便秘を訴えるが、特に腹痛、腹部膨満感などの腹部症状は訴えない。体重は一年で2 kg減少している。長谷川式簡易知能スケール 17/30点。
既往歴:55歳ごろ〜高血圧、糖尿病。83歳で白内障手術、鎖骨骨折。